数日後、校長先生に呼び出された。 「スグル先生、仕事が落ち着いたら、また6年3組に入ってくれんかね」
放課後。 静まり返った校舎の中で、俺は用務員室に6年3組の“せいじ君”を呼んだ。
2月、雪の降るある日。 校長先生から呼び出された俺は、校長室で深刻な話を聞かされた。 「6年3組が荒
「けんじ君、お母さんは幸せだと思う?」 俺は、そう問いかけた。 彼は目をそらし、小さな
参加してくださった皆さまのおかげで、 笑顔と温かいエネルギーがあふれる、素敵なひとときを過ごすことが
その理由は― けんじ君の家は、母子家庭だった。 お母さんは重度の〝うつ病〟を患っており
その児童の自宅は、小学校から歩いて7分ほどのアパートだ。 けんじ君ーー高学年の男の子。不登校が続い
その人物とはーー 俺が学校に勤めだして3年目に出会った、親友だった。 当時、彼は小学校5年生の担任。
校長先生から告げられた次の赴任先はーー この街の一番南にある〝小学校〟! 完璧に俺の予
この中学校とも、いよいよお別れだ。 勤務年数がいっぱいになり、次の学校へ異動することが